
日本の中心都市のひとつである関西は都心部と比較されることの多い地域です。インターネットも関西限定の光回線や土地柄を反映した独特なサービスを提供しています。地域が違えば文化が違うように、ネット回線も関東と関西では利用者の印象も異なります。
全国で使える光コラボだって例外ではなく、関東ではお得だから関西でもお得だとは限りません。関西でしか利用できないネットも含めれば、光コラボの優位性が盤石である保証はありません。
今回は関西エリアでおすすめの光回線について解説します。
目次
関西エリアの光回線を8社ピックアップ
全国展開されている光コラボは関西エリアでも利用できます。関西では光コラボだけでなく、関西でしか利用できない地域限定の電力系光回線「eo光」があり、ここでは光コラボ以上に親しまれているネットがあります。
全国エリアで使える光コラボが注目されやすいインターネットですが、地域によっては評価が異なるプロバイダも多いので、各会社の特徴をよく把握しておきましょう。
関西でしか使えないネットもある
また、電力グループの筆頭株主であるKDDIの「auひかり」も企業間の取り決めで戸建タイプが使えないという制約があります。ネットには設備や企業間の兼ね合いで一部地域で使えない場所があり、提供エリア内であっても利用できるとは限りません。
関東とはネット事情が異なる関西ですが、ネット選びの基本は変わりません。こういった事情も含めた上でネット選びは慎重に行いましょう。
今回は関西エリアでおすすめのネット8社ご紹介します。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
※画像は各公式より引用
今回選んだ8社は光コラボ5社、電力系2社、独自ダークファイバー1社の内訳になります。選んだ理由は「安い」「速い」「セット割」の3つを軸に置き、いかに使いやすいかを考えたうえでご紹介しています。
@スマート光
常時工事費無料に業界最安値の月額料金で知名度をジワジワ上げている光コラボです。とにかく安くネットを始めたい人には有力候補としておすすめです。
事務手数料 | 3,000円 |
---|---|
工事費 | 無料 |
月額料金 | |
---|---|
戸建 | 4,300円 |
マンション | 3,300円 |
※最低利用期間24ヶ月(期間中の契約解除料は20,000円)
※契約期間自動更新なし
ネット契約でおなじみの自動更新契約がなく、最低利用期間24ヶ月を超えればいつでも無料で解約可能です。その代わり、契約期間中の解約には20,000円と高額な違約金が発生することだけは注意が必要です。
不要なオプションを一切つけない料金が安いからこそのシンプルなネット。必要なオプションはあとから任意でいくらでもつけられるので、自分のニーズに合わせてカスタマイズが可能です。
無理にセット割を狙わず、ネット代を徹底的に安くする、または無線LANと格安スマホでスマホ代を節約する方法としても選択肢に入る光コラボです。
月額料金 | |
---|---|
光電話 | 500円~ |
無線LANルーター | 光電話あり:300円 光電話なし:500円 |
IPv6 | 100円 |
チェックポイント
- 常時工事費無料+光コラボ最安値の月額料金
- 自動更新契約なし(24ヶ月以内の解約には20,000円の違約金が発生)
ドコモ光
※画像はドコモ光公式より引用
国内キャリアNo.1を誇るNTTドコモの光コラボです。現在2019年5月6日までの工事費無料キャンペーンを実施しています。そのほか、新規特典としてドコモで使えるdポイントが1万ptプレゼントされます。
事務手数料 | 3,000円 |
---|---|
工事費 | 戸建:18,000円 → 2019年5月6日まで無料 マンション:15,000円 → 2019年5月6日まで無料 |
契約期間 | タイプA | タイプB | タイプC | 単独タイプ | |
---|---|---|---|---|---|
戸建 | 2年 | 5,200円 | 5,400円 | 5,200円 | 5,000円+プロバイダ料 |
単年 | 6,700円 | 6,900円 | 6,700円 | 6,500円+プロバイダ料 | |
マンション | 2年 | 4,000円 | 4,200円 | 4,000円 | 3,800円+プロバイダ料 |
単年 | 5,000円 | 5,200円 | 5,000円 | 4,800円+プロバイダ料 |
戸建タイプ専用プラン ドコモ光ミニ |
契約期間 | ~200MB | 200MB~ |
---|---|---|---|
2年 | 2,700円 | 5,700円 | |
単年 | 4,200円 | 7,200円 |
契約解除料:戸建て向け13,000円、集合住宅向け8,000円
工事費用は光コラボのなかでは可もなく不可もなく、無料キャンペーンで費用が掛からないことを差し引いて、月額料金を見るとやや割高です。その一方では、全41社からプロバイダを選べる強みがあり、プロバイダごとに独自の特典が用意されています。
プロバイダ一覧 タイプA | ||||
---|---|---|---|---|
ドコモネット | ぷらら | GMO | ソネット | DTI |
ニフティ | icネット | タイガース | ANDLINE | ビッグローブ |
エディオン | スピーディア | シナプス | エキサイト | hi-ho |
楽天 | TikiTiki | ネスク | 01光コアラ |
プロバイダ一覧 タイプB | ||
---|---|---|
OCN | TCOM | TNC |
WAKWAK | アサヒネット | ちゃんぷるネット |
プロバイダ一覧 タイプC | ||||
---|---|---|---|---|
CTY | CNS | KCN | NCT | NCV |
tvk光 | TCN | KBN | CNA | ICT |
JCV | いみず | ADS | 岸和田 | MITAST |
プロバイダによっては地域限定の会社もあり、光コラボと言えど全国で使えるとは限らないのも面白いところ。阪神タイガースの特典を用意したユニークなタイガースネットも選べます。また、タイプCはCATV回線を使ったケーブルテレビサービスで提供されており、TCNは光コラボでは異例の2.5Gbpsでの通信速度が利用できます。
セット割もドコモキャリア唯一となるドコモ光セット割が全プロバイダで使えて、タイプCならケーブルプラスとケーブルラインでauスマートバリューとおうち割も使えるなど、セット割のバリエーションが広いのも特徴です。
ただし、タイプCはローカルであるため関西地域ではほとんど使えず、タイプBの光コラボのプロバイダでも2社提供エリア外があります。
関西地域の対象外プロバイダ
- タイプB – TNC(静岡限定)、ちゃんぷるネット(沖縄限定)
- タイプC – 関西エリア以外のCATV
最大の欠点はドコモはネットもスマホ代も割高であるため、セット割の恩恵を受けにくいことなどでも費用面で他社と比べて譲るイメージです。キャッシュバックを用意しているプロバイダもあるので、ドコモ光を使うならそういったプロバイダを選ぶのがベストです。
チェックポイント
- 唯一のドコモ光セット割対象+タイプCならauスマートバリューとおうち割
- 提供地域が限られるプロバイダがある(特にタイプC)
- キャッシュバック+無線LAN無料レンタルプロバイダ「GMOとくとくBB」
ニフティ光
※画像はニフティ光公式より引用
ニフティ光は今では数少ないauセット割対象のネットです。auスマートバリューとの選択ができるほか、自社SIMのNifMoとのセット割もあるなど、スマホユーザーにとってセット割の使いやすさも人気です。
事務手数料 | 2,000円 | |
---|---|---|
工事費 | 戸建 | 18,000円 |
マンション | 15,000円 |
契約期間 | 月額料金 | |
---|---|---|
戸建 | 3年 | 4,510円~5,200円 |
2年 | 4,500円~5,200円 | |
マンション | 3年 | 3,490円~3,980円 |
2年 | 3,400円~3,980円 |
- 3年契約期間時の契約解除料は20,000円
- 2年契約期間時の契約解除料は9,500円
ニフティ光は新規申し込み時に初回契約更新時まで割引があります。3年と2年は月額料金こそ同じですが、初回割引と契約解除料に違いがあります。割引額は2年のほうが安いですが、契約期間に1年の差があるため、最終的に3年契約のほうが総合的に安くなります。
セット割はauキャリア以外に前述のNifMoと東京ガスを組み込んだ最大で550円のまるっと割があったのですが、こちらは2019年2月一杯で新規受付を終了しています。セット割はauのみとなり、NifMoの新規キャッシュバックキャンペーンもなくなってしまいました。
まだニフティ光自体のキャッシュバックや3年プラン限定の移転工事費無料は継続中ですので、メリットが完全に失われたわけではありません。ただ、新規工事費無料がないため、初期費用が掛かる点は憶えておきましょう。
チェックポイント
- auのスマートバリューとセット割を選べる
- 新規申し込みキャッシュバックあり
- 自社SIMのセット割とキャッシュバックが終了している
ビッグローブ光
※画像はビッグローブ光公式より引用
契約プランは3年と2年で選べて、キャッシュバック、auスマートバリューがあるなど、ニフティ光と共通点の多いプロバイダです。ニフティ光が自社SIMのセット割を受付終了したのに対し、最大200円割引の光☆SIMセット割が健在であること、工事費実質無料キャンペーンがあるなど、ニフティ光と差別化を図っています。
事務手数料 | 3,000円 | |
---|---|---|
工事費 | 戸建 | 30,000円 → 40ヶ月継続利用で実質無料 |
マンション | 27,000円 → 40ヶ月継続利用で実質無料 |
契約期間 | 月額料金 | |
---|---|---|
戸建 | 3年 | 4,980円 |
2年 | 5,180円 | |
マンション | 3年 | 3,980円 |
2年 | 4,080円 |
- 3年契約期間時の契約解除料は20,000円
- 2年契約期間時の契約解除料は9,500円
キャッシュバックと月額割引が選べる新規特典は毎月更新されて実施されているため、実質常時キャンペーンとして行われています。キャッシュバックと併せて工事費実質無料や無線LANルーター(月額300円)を12ヶ月無料で提供するなど、光コラボ中でも初回特典の豪華さは群を抜いています。
通常の月額割引がない代わりに3年契約が安く2年契約が高いという特徴があり、契約解除料も3年のほうが高額です。3年だと移転工事費無料といったメリットも多いため、基本は3年契約が推奨です。
工事費は光コラボ中でも屈指の高額費用で実質無料とは言え、割引による実質であるため工事費は初月に必ず請求されます。キャッシュバックがあるとはいえ、費用負担があることだけは忘れないようにしましょう。また、工事費割引は40ヶ月と長期間であるため、その間は解約をしないようにしなければいけません。
チェックポイント
- 3年契約のメリットが大きい(キャッシュバック、移転工事費無料)
- auと自社SIMのセット割が選べる
- 3年契約は違約金の
- デメリットも大きい
ソフトバンク光
※画像はソフトバンク光公式より引用
国内スマホキャリア3位にして、大手ポータルサイトのYahoo!をプロバイダにする光コラボです。ソフトバンクユーザーに手厚い特典とスマホを中心とした豊富な会員特典が魅力です。
契約事務手数料 | 3,000円 |
---|---|
工事費用 | 24,000円 → 他社からの乗り換えでキャッシュバックor実質無料 |
契約期間 | 月額料金 | |
---|---|---|
ホームタイプ | 契約期間なし | 6,800円 |
2年契約 | 5,200円 | |
5年契約 | 4,700円 ※ソフトバンク光テレビ必須 |
|
ファミリー・ライト | 契約期間なし | 5,500円~7,200円 |
2年契約 | 3,900円~5,600円 | |
ファミリータイプ | 契約期間なし | 4,900円 |
2年契約 | 3,800円 |
2年契約時の解除料は9,500円
工事費用は住居タイプ共通で24,000円と高額。月額料金も割引なしでマンションタイプはそこそこながら、ホームタイプは光テレビありで割引を含めても決して安いとは言えない料金です。これだけだとメリットがなさそうですが、ソフトバンク光は他社からの乗り換えで最大10万円の違約金補償と、工事費相当のキャッシュバックor割引が適用されるのが最大の特徴です。
また、工事期間中は無料でソフトバンクAirが貸し出しされるなど、新規および工事期間中のサポートに無類の強みを持ちます。
光BBユニット | 467円 | おうち割加入でセット料金500円 |
---|---|---|
Wi-Fiマルチパック | 990円 |
ソフトバンク光では上記の無線LANルーターとWiFiカードが必須となっており、月額料金とは別にオプション料金が発生するなどのデメリットがありますが、おうち割加入でセット料金で提供されます。
光BBユニットはソフトバンクの電話サービスには必要不可欠なため、光電話を使うなら絶対に契約することになります。ソフトバンクの3種類ある電話サービスのうち、無料通話のホワイト光電話、BBフォンとのホワイトコール24(無料)に加入することでスマホからでも無料通話が適用されます。光電話の料金が気になる人には、月額無料のBBフォンがおすすめです。
ソフトバンクユーザーにとって有利な特典が多いソフトバンク光ですが、逆を言えばその他キャリアユーザーにはデメリットが多いということでもあります。ソフトバンク光を有利に使いこなすにはキャリア次第(ソフトバンク、ワイモバイル)ということになります。
チェックポイント
- ソフトバンク会員特典が充実
- 他社からの乗り換えに強い
- 新規、またはソフトバンク(ワイモバイル)以外だと費用が掛かる
NURO光
※画像はNURO光公式より引用
関東中心だったNURO光も2018年から西日本側にも進出し、関西エリアでも使える地域が増えてきました。高速インターネットが増えてきた現在、西日本エリアでの業界最速は譲る形となりましたが、関西エリアではいまだに最高峰の光回線の一角です。
契約事務手数料 | 3,000円 |
---|---|
工事費用 | 40,000円 → 31ヶ月継続利用で実質無料 |
契約期間 | 月額料金 |
---|---|
G2V(2年) | 4,743円 |
G2(単年) | 7,124円 |
※2年契約時の解除料は9,500円
無線LAN、カスペルスキーを含む月額料金は高速インターネット中でも高いコスパを誇り、契約は住居タイプを問わない契約年数で選ぶことも考えると、NURO光は破格の光回線と言えるでしょう。さらにキャッシュバックや豪華商品などの公式特典も充実しており、ネットを始めるにあたって快適な環境もすぐに整います。
NURO光の光電話はソフトバンク回線を使用しているため、おうち割が使えます。光BBユニットが必要ないので、ソフトバンク光にあったオプション不要で無料通話が可能です。ただし、ソフトバンク光と違い、ワイモバイルは対象外なので気をつけましょう
完璧に見えるNURO光の弱点は高額な工事費。実質無料とは割引総額が工事費相当であることから、初月の請求で工事費が実費負担となります。公式にはキャッシュバックキャンペーンがありますが、振込までの期間があることを考えても最初の費用がどのネットよりも負担が大きいものになります。
また、屋外と屋内に2回工事が行なわれることで開通までの時間が掛かること、関西エリアのなかでも提供エリアはそこまで広くないことにも気をつけましょう。
チェックポイント
- 工事費実質無料とキャッシュバックなどの豪華特典が充実
- ソフトバンクのおうち割と無料通話が利用可能(ワイモバイルは対象外)
- 高額な工事費用は初月請求実費負担(実質無料は割引総額)
- 工事が2回あるため開通までの期間が長い
auひかり
※画像はauひかり公式より引用
電力会社のグループ筆頭株主であるKDDI(au)は企業間の取り決めで、一部の西日本エリアでは提供エリアが限られています。関西エリアでも同様ですが、マンションタイプのみ提供エリアの制限が緩くなっています。
契約事務手数料 | 3,000円 |
---|---|
工事費用 | 30,000円 → 24ヶ月継続利用で実質無料 |
契約期間 | 月額料金 |
---|---|
お得プランA(2年) | 3,400円~5,000円 |
標準プラン(単年) | 3,400円~5,400円 |
2年契約時の解除料は9,500円
auひかりの場合、マンションタイプのみというのは逆に大きなメリットになります。auひかりのホームタイプには解約時に撤去工事費用が発生しますが、マンションタイプにはそれがありません。月額料金は基本は3,800円。一部を除いて契約期間のいずれも同額で利用でき、auスマートバリューの条件、契約解除料も緩和される形となります。
auひかりプロバイダ | |||
---|---|---|---|
au one net | ニフティ | TCOM | アサヒネット |
ビッグローブ | DTI | ソネット |
全7社からプロバイダを選ぶことができ、光電話(月額500円)とau one netを2年契約することで10,000円のキャッシュバックがもらえます。
ホームタイプの違約金や3年縛りといった条件がはるかに緩和され、よりお手ごろとなったauひかりのマンションタイプですが、10G/5Gの高速インターネットは利用できません。
費用という面で見れば特にデメリットが見当たらず、auユーザーで光コラボ以外のネットをお探しの人にはおすすめです。
チェックポイント
- お手ごろ価格でネットとauスマートバリューが使える
- au one netでキャッシュバック
- 高速インターネットは利用不可
eo光
※画像はeo光公式より引用
関西圏ではauひかり(ホームタイプ)に代わり、高い人気を誇るご当地電力系光回線です。100Mから使える細分化された契約プランに工事費無料、月額割引など新規のお得なキャンペーンを実施しています。また、2019年4月からは10Gコースも開始が決まっており、関西圏での最速ネットの座をNURO光から奪取する予定です。
契約事務手数料 | 3,000円 |
---|---|
工事費用 | 27,000円 → 30ヶ月継続利用で実質無料 |
マンションタイプ初期費用 | 3,000円~21,286円 |
コース | 月額料金 | |
---|---|---|
ホーム・メゾン | 1G | 2,953円~9,539円 |
100M | 4,667円~9,253円 | |
マンション | 2,124円~3,791円 |
- ホーム・メゾンタイプ通常は最低利用期間1年
- ホームタイプ・メゾンタイプ即割適用時の最低利用期間は2年
- マンションタイプ最低利用期間は1年
- ホームタイプ・メゾンタイプは撤去費用10,000円
eo光には新規申し込みキャンペーンで工事費(実質)無料やスタート割引があり、ネット開始後の費用負担を軽減させる豊富な新規特典が特徴です。契約期間も自動更新がなく、住居タイプごとに設定されている最低利用期間を過ぎればいつでも無料で解約できます。また、他社からの乗り換えで最大40,000円キャッシュバックも用意されています。
auスマートバリュー対象でもあり、他社プロバイダと提携したサービスなどバリエーションも広く、腰を落ち着けて長く使うには適したネットです。住居タイプも従来の戸建・マンションのほか、メゾンタイプに対応したプランがあるのもユニークです。
契約解除料一覧 | |||
---|---|---|---|
契約タイプ | 利用期間 | 即割あり | 即割なし |
ホームタイプ | 1年未満 | 12,000円~22,000円 | |
1年以上2年未満 | 6,000円 | なし | |
2年以上 | 10,000円 | ||
メゾンタイプ | 1年未満 | 12,000円 | |
1年以上2年未満 | 6,000円~16,000円 | 10,000円 | |
2年以上 | |||
マンションタイプ | 1年未満 | 初期費用」とキャンペーン適用時の差額を一括請求 |
長割適用時違約金 | |||
---|---|---|---|
コース | 利用期間 | ||
36ヶ月~25ヶ月 | 24ヶ月~13ヶ月 | 12ヶ月~1ヶ月 | |
1G | 5,658円 | 3,772円 | 1,886円 |
100M | 5,143円 | 3,429円 | 1,715円 |
契約プラン同様にeo光は違約金も細分化されており、即割適用時と長割適用時でそれぞれ解約のタイミングも注意する必要があります。長割適用時は3年単位で解約のタイミングが異なり、更新月以外での解約は上記の違約金を請求されます。
長く使えば使うほど安くなる一方、解約時には長期割引適用による違約金の発生や撤去工事費用など、デメリットのある制約が多くなるなど、違約金が発生する状況にもなりやすいリスクがあります。また、メゾンネット以外のマンション住まいは100Mが最高速度となり、ルーターなどの設備費用がホームタイプよりも掛かるというのもデメリットです。
豊富な割引や特典にはそれぞれ違約金が設定されており、複雑化している契約プラン。マンションタイプはメリットが薄いなどのデメリットがあり、メゾンネット以上での契約が好ましいと思われます。
チェックポイント
- 豊富な割引と特典で戸建・メゾンタイプが安い
- 契約プランと違約金のシステムが複雑
- マンションタイプが使いにくい
用途別関西エリアのネットランキング
個性的なネットが多い関西エリアの光回線はライフスタイルでかなり印象が異なります。特にau関係においてはeo光とauひかりマンションタイプ、光コラボと同じauスマートバリュー対象でもサービスがまったく異なるネットがひしめき合っています。キャリアで選ぶにしても、ネットの用途が違うとまるで費用も違ってくるので、自分のニーズをよく考えて選ばないと損をしてしまいます。
特にスマホユーザーの場合、キャリアに合わせたネットを選ばないと通常よりも割高になるケースが非常に多いのです。これはセット割の条件だけでなく、光電話とスマホの無料通話の関係にも影響しています。
最後にキャリアのセット割を含めたおすすめランキングをご紹介しておきますので、これから関西エリアでネットを始める人はぜひ参考にしてくださいね。
関西エリア総合ランキング
@スマート光にはセット割はないが、ネット代の費用を安くすることでスマホ代に回すことができます。格安SIMはドコモ回線が多いため、ドコモユーザーには格安SIM+@スマート光の組み合わせもおすすめ!
価格ランキング
総合ランキングと同じ理由で1位は@スマート光。auひかりはマンションタイプのコスパの高さから、料金だけで見れば違約金の高いビッグローブ光より上。NURO光はおうち割適用に光BBユニットなどのオプション不要なのが大きい。
ドコモ光はネットとスマホの料金が高く、ライトユーザーには使いづらいイメージ。ドコモ回線なら格安SIMで賄える分だけ、@スマート光のほうがお得。
通信速度ランキング
- NURO光※2019年4月以降はeo光も視野に
- そのほかすべて
ネットの通信速度は2019年3月時点ではNURO光が上。eo光の複雑な料金システムに比べてもシンプルイズベストでNURO光がおすすめ。auひかり、光コラボがIPv6対応であるため、2位以下の通信速度はすべて同列となります。
セット割ランキング
今回のランキングで唯一格安SIMとのセット割が可能なビッグローブ光は、auとドコモ回線を選べる強みがあります。ニフティ光はセット割の新規受付がなくなったことにより、auひかりがネット代込みのランク入り。ソフトバンク光はワイモバイルでもセット割が使えますが、有料オプションの差でNURO光が費用対効果が高くなります。
ドコモ光は事実上、国内3キャリアのセット割が使える強みがありますが、ドコモ以外はタイプCに限定され、しかもネット代が他社に比べて割高なのがマイナスとなりました。