
インターネットの種類といっても様々なものがありますよね。
今回は、それぞれの特徴やどこが優れているのか。
また、詳しい料金やサービスにも触れながら比較していきたいと思います!
現在の固定回線の7割以上がなんと光回線!
代表的なものを挙げると、
- NTT東日本・西日本が運営するフレッツ光
- KDDIのauひかり
- ケーブルテレビ(CATV)
- フレッツ光の新サービス「光コラボレーション」
- その他光回線サービス
国内の回線はこれらのいずれかが使用されています!
回線 | 提供会社 | 特徴 |
フレッツ光 | NTT |
シェアNo.1! 現在は個人向けじゃない? |
auひかり | KDDI |
シェアNo.2! キャッシュバックのキャンペーンなどが豊富!個人向け! |
ケーブルテレビ | ケーブルテレビ各社 | ケーブルテレビの回線を使用したインターネット回線。 |
光コラボ | 各プロバイダー | フレッツ光の回線をプロバイダが売るニュースタイル。 |
その他光回線 | 各電力会社 | 九州電力や四国電力などが提供する光回線 |
さて、これからひとつづつ解説していきたいと思います!
目次
やはりNo.1?フレッツ光
NTT東日本・西日本が運営するフレッツ光は現在約7割のシェアを誇っており、もはや独占状態といっても過言ではないような状態です。
フレッツ光はいろいろなプロバイダと契約していたため、光回線が普及する前にプロバイダが提供していたADSL(電話回線)がそのまま引き継がれたような形になり、シェアが大きくなっていったという背景があります。
料金・特徴
やはり、シェアNo.1というだけあって、マンションなどの集合住宅での導入率が異様に高いです。
しかし、フレッツ光では
「フレッツ光+プロバイダ」のように、回線サービスとプロバイダで分かれているため料金の仕組みや契約内容が複雑化してしまうところが欠点と言えるでしょう。
特に違約金で損をする場合が多く、早期に契約解除をしてしまうと各社に違約金を払わなければならないという状態がままありますので注意が必要です。
個人の時代ではない?
というのも、冒頭で紹介した「光コラボ」の影響が大きいです。
これは後で解説しますが、こちらのサービスの方が圧倒的に個人向けのキャンペーンや割引を行っており、フレッツ光よりもお得にインターネット
を使用することができます。
なので、現在ではフレッツ光自体のキャンペーンはあまり行っておらず、
割引額に関しても他社と比較してしまうとイマイチな印象を受けてしまうのではないでしょうか。
月額料金は?
フレッツ光(東日本)の料金表がこちら↓
サービス名 | 戸建て | 集合住宅 | |
プランミニ | プラン1 | ||
フレッツ光(東日本) | 5700円 | 4350円 | 3750円 |
プランなどのよっても変動はありますが、この表の料金がスタンダードな料金になります。
VDSLとは?
フレッツ光のマンションタイプには、光回線とVDSLという方式があります。
マンションは、電柱から分電盤に光ケーブルを引き、そこから家にケーブルが届きます。
この家までのケーブルが光回線なら、なにも問題ありませんがたまにVDSLという既存の電話回線を使用して家まで届かせるという場合もあります。
この場合、いくらADSLよりも通信速度が速いからと言っても光回線にはかないません。
また、ケーブルの距離によっても品質が落ちるのでそこだけは確認をして方がいいかもしれません。
シェアNo.2 auひかり
最近CMでも話題のauひかり。
多くの携帯キャリアが光コラボを利用する中、auは独自の光回線を開発することに成功しました。
2017年3月末時点では光回線加入者全体のうちに占める割合は13.3%。
話題のauひかりをチェックしていきましょう。
料金
こちらがauひかりの料金表です。
サービス名 | 戸建て | 集合住宅 |
auひかり | 5100円 | 3800円 |
上のフレッツ光と比較しても分かるように、明らかに料金が安いですよね。
しかもこれだけじゃなく、いろいろなキャンペーンや割引がauのすごみかもしれません。
割引
やはりauといえば「auスマートバリュー」ではないでしょうか?
CMでも見かけますが、どのようなものなのか?
内容としては、
- スマホの利用料金が最大2年間最大2000円/月オフ
- 三年目以降も934円/月オフ
- 自宅用Wi-Fi機器レンタル料が永年無料
この最大額は最もデータが多いプランでの結果ですが、利用者の多いLTEフラットでも1410円/月オフになります。
一人契約しているだけでも5100(auひかりの料金)-1410で、3690円。
月々約3700円でauひかりを利用することができます。
auのスマホをお持ちの方はぜひともauひかりをおススメしたいですね。
キャンペーン
また、auでは高額なキャッシュバックを行っていることでも有名です。
フレッツ光でも以前までキャッシュバックを行っていましたが、現在はほとんどやってないです。これも光コラボの影響ですね。
シェアとしては二位ですが、現在多くの方がauひかりに注目しています。
また、公式でもキャンペーンは適用されますが代理店を通すと公式キャンペーンの適用とは別に代理店のキャンペーンが受けられるのでおススメです。
ケーブルテレビ
ケーブルテレビ事業者が提供する光回線のサービスです。
代表的なところだと、やはりjcomでしょうか。
ケーブルテレビは特に地域密着型のものが多いのも特徴です。
特徴
いままで紹介してきた光回線と違い、ケーブルテレビとも契約しないとインターネットを利用できないのが特徴です。
auひかりなどとも比べて料金や工事費なども割高で、あまり新規で申し込みをおススメできるものではないと考えます。
その他光回線
その他の回線として、電力会社の光回線を挙げています。
電力会社は関西、四国などで分かれていてそれぞれの地域によってサービスや価格が異なります。
特徴
電力系の光回線はフレッツ光とは違い、独自に工事を行っているためフレッツ光とはエリアが異なることがあります。
なので、フレッツは入っていないけど、電力の光回線は入っているということもままあります。
光コラボ
光コラボは現在多くの事業者が活用しています。
その中でも代表的なのが、ソフトバンク光やドコモ光などの携帯キャリアやビッグローブ光やSo-net光などのインターネットサービスプロバイダー(ISP)でしょう。
そもそも光コラボとはなんなのか、解説します。
光コラボの仕組み
光コラボとは、NTT東日本・西日本が運営する「フレッツ光」の光回線を各事業者に卸売りすることで、各事業者が独自のサービスを盛り込んでお客様に提供するものです。
ちょっと具体的ではないので図にすると、
今まで
NTT→お客様
という光回線を直接お客様に提供するという形態でした。
現在
NTT→事業者→お客様
というように、中間に事業者を挟む形態のことを「光コラボ」と言います。
中間に事業者を挟むことにより、各事業者の独自のサービス、auひかりでいうところの「auスマートバリュー」などの自社商品との組み合わせで加入者を増やしていく、というのが狙いです。
気になる速度
やはり通信速度は気になりますよね。
光コラボはフレッツ光より安いし、速度もおちるでしょ?という考えは間違いです!
再三言いますが、フレッツ光と光コラボで使用している光回線は同じなのです。
なので、速度はおなじ最大1Gbpsなのです。
これは光回線の中でもトップクラスの速度でauひかりとも同じ速度です。
お得なキャンペーン
現在、多くの光コラボではキャンペーンを行っています。
特に、ソフトバンク光は
- 35,000円のキャッシュバック、もしくは20000円のキャッシュバック+無線ルーター
- 工事費が実質無料
というように、キャッシュバックだけでなく工事費も無料にしてくれる配慮があるので嬉しいですね。
さらにビッグローブ光はさらに高額なキャッシュバックがあり、
- 新規の方
- 33,000円のキャッシュバック!
- 転用の方
- 10,000円のキャッシュバック!
新規の方で51000円分得をするキャンペーンも行っているのでこちらもおススメしておきます。
それぞれの特徴まとめ
①フレッツ光
…広大なエリアを持ち、使えない場所の方が少ないがスマホ世代が過半数を占めている現在では料金が割高になっている。
②auひかり
…シェアは二位だが、スマートバリューやキャッシュバックをきっかけにこれからどんどんシェアが拡大していくと感じた。
auユーザーは特におススメ。
③ケーブルテレビ
…前述だが、特典などもとくにないので新規で申し込むのはもったいない。
しかし、特定の地域ではこれしかない場合もある。
④その他回線
…ローカルエリアでの光回線。
場合によっては、キャンペーンも行っている。
⑤光コラボ
…対象エリアはフレッツ光と同じ。
割高であった料金を抑え、特にスマホとのセット割でお得にサービスを受けることができる。
最後に
いかがでしたか?
色々なインターネット回線があるなか、少しでも参考になれば嬉しいです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今の時代はスマホが中心の時代となっています。
なので、光回線を選ぶ際にもご自身のスマホやご家族のスマホの状況と照らし合わせることでよりお得にご利用ができると思います。
ご自分に合った選択を心がけましょう!