
今回はドコモ光の工事費についてお届けします。
ドコモ光と契約する際、フレッツ光からの転用というケースが多いと思われます。ドコモ光は、フレッツ光の回線を請け負う光コラボレーション事業者の一つです。
転用の際、フレッツ光の回線を使用しますので、工事はしなくてよいことになります。実質無料ですね。
工事費無料と聞くと、すごく響きが良く聞こえますよね。
では、本当に響き通りの価値はあるのでしょうか?
今回は、ドコモ光と同じ光コラボレーション事業のソフトバンク光、ビッグローブ光、そして光コラボレーションではありませんが、携帯大手キャリアのauひかりと検証してみましょう。
目次
4事業者の工事費を比較してみましょう!
では早速、ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、auひかりについて、一覧にして比較をしてみましょう。
ドコモ光 | ビッグローブ光 | ソフトバンク光 | auひかり | |
---|---|---|---|---|
工事費 (新規契約) |
19,440円(戸建て) 16,200円(マンション) ※金額は一括払いのみ ※土日工事の場合さらに3,000円必要 |
30,000円(戸建て) 27,000円(マンション) ※3年プランだと実質無料 ※土日工事の場合さらに3,000円必要 |
24,000円(戸建・マンション) ※土日工事の場合さらに3,000円必要 |
37,500円(戸建て) ※ずっとギガ得プラン・光電話加入で実質無料 30,000円(マンション) ※実質無料 |
工事費 (フレッツ光から転用) |
無料 | 無料 | 無料 | 対象外 (※乗り換える場合は新規契約) |
公式サイトで申込特典 | dポイント20000pt(新規) dポイント10000pt(転用) |
25,000円キャッシュバック (「ひかり」コース3年プラン) |
秋の2万円キャンペーン 20,000円キャッシュバック (2017/10/27~2017/11/20) |
工事費実質無料 他社解約違約金を負担してくれる 秋のもりもりキャンペーン |
公式サイト以外で 申込した場合の特典 |
5,700円(新規・転用) (※プロバイダGMOとくとくBBの場合) |
26,000円(新規) ※光電話加入で+\3000 10,000円(転用) |
35,000円 (新規)又は 無線ルータ+30,000円 (新規) 15,000円 (転用) |
52,000円 |
実質工事費は? (新規・戸建て) |
19,400円-5700円=13,700円 (※dポイントを1pt=1円とした場合は13700-20000=-6,300となり、6300ptは違う用途で使用可能) |
工事費実質無料 26,000円(光電話付で+\3000)は現金として獲得 |
24,000円-20,000円-24000円=-20,000円 20,000円は現金として獲得 |
光電話申込で工事費実質無料 52,000円は現金として獲得 |
こうして比較をすると、フレッツ光から転用と考えた場合、転用のないauひかりは除き、ドコモ光、ビッグローブ光、ソフトバンク光はフレッツ光の光コラボレーション事業者なので、同じ条件となり無料となります。
新規契約の場合、ドコモ光だけ実質無料にならない!?
新規契約で考えた場合、ドコモ光は、工事費用が発生するものの、dポイントが付与され、プロバイダをGMOとくとくBBとした場合は、5700円のキャッシュバックを受けられます。ただ、dポイントは現金換算できるものの、dカードに入ることが前提で、使用用途も限られます。
残りの3事業者(ビッグローブ光・ソフトバンク光・auひかり)ついては、ドコモ光と同じく工事費は発生しますが、それぞれ正規代理店サイトで申し込んだ場合、現金が手元に戻ってきます。仮にドコモ光のdポイントを現金換算とした場合でも、ドコモ光より戻ってくる金額は多くなります。
では、それぞれ詳細を見ていきましょう。
フレッツ光からドコモ光に転用する際に発生する工事費用
冒頭にも触れました通り、フレッツ光からドコモ光に転用する場合、回線はフレッツ光そのものなので、工事をする必要がありません。実質無料になります。ただし、フレッツ光の工事が必要な場合などは、工事費が発生します。
では他のケースを考えてみましょう
フレッツ光からの転用は工事不要なので実質0円
ソフトバンク光は、ドコモ光と同じく光コラボレーション事業者の一つなので、ドコモ光と同じくフレッツ光と同じ回線を使用しますので、工事は必要ありません。工事費も無料となります。
ビッグローブ光も、ドコモ光、ソフトバンク光同様、光コラボレーション事業者の一つなので、ドコモ光と同じくフレッツ光と同じ回線を使用します。そのため、工事は必要ありません。工事費も無料となります。
auひかりは光コラボではありませんが?
auひかりは、フレッツ光とは違い、KDDIの回線を使用しています。そのため工事が必要になります。
詳細は次の工事費のところで説明しますが、auひかりは公式キャンペーンで、工事費実質無料!というキャンペーンを行っています◎
こうして比較をすると、フレッツ光からの転用となる、ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光は、フレッツ光の光コラボレーション事業者となるため、工事費は実質無料です。auひかり は新規契約扱いとなりますが、工事費相当の割引を受けることができるので、こちらも実質無料となります。
新規契約の際は、工事費用は各社とも必要です!
では、新規申込における工事費はいくらになるのでしょうか?
■ドコモ光■
ドコモ光で新規契約をする場合の工事費は、戸建ての場合、一括払いで19,440円(税込み)。マンションの場合は、一括払いで16,200円(税込み)となります。それぞれ60回まで分割支払いが可能になります。さらにdポイント20000ptを獲得することができます。
■ビッグローブ光■
ビッグローブ光で新規契約する場合の工事費は、戸建ての場合30,000円、マンションは27,000円となります。ただし、3年契約のビッグローブ光「ひかり」コース3年プランで契約すると、工事費は無料となり、さらに25,000円のキャッシュバックを受けることができます。
■ソフトバンク光■
ソフトバンク光で新規契約をする場合の工事費は、立ち合い工事ありで24,000円となります。しかし、期間限定であるが、申し込み月を1か月目として5か月目の月末時点において、契約を継続していることが前提で、20,000円のキャッシュバックを受けることができます。
■auひかり■
工事費はホームタイプで37,500円。しかし、ネット+電話で申し込むと割引を受けることができます。
参考までに、最大1,250円×30か月=最大37,500円となり、初期費用として支払っていた費用については、ここで相殺することになります。工事費を分割払いにすると、実質無料となるキャッシュバックとなります。
ドコモ光以外の事業は公式サイト以外の特典も充実
ここまで、工事費についてお届けしました。今度は公式サイト以外の特典(代理店やプロバイダのキャンペーン)について、お届けします。
■ドコモ光■
ドコモ光公式サイト以外の特典については、プロバイダをGMOとくとくBBとした場合、新規・転用ともに5,700円のキャッシュバックを受けることができます。ただし、「ひかりTV(2ねん割)」もしくは「スカパー」を一緒に申し込むことが前提になります。
■ビッグローブ光■
こちらもビッグローブ光正規代理店のサイトで申し込んだ場合、公式の特典とは別に、新規申込の方は26,000円、他社からの転用であれば10,000円のキャッシュバックを受けることができます。さらに工事費の割引と併用すると最大55,000円相当のキャッシュバックを受けることができます。
■ソフトバンク光■
ソフトバンク光正規代理店のサイトで申し込んだ場合、公式の特典と合わせて、新規申込の場合35,000円、他社からの転用の場合15,000円のキャッシュバックを受けることができます。さらに、高速無線ルータがもらえるプランにおいては、新規申込のみ30,000円のキャッシュバックを受けることができます。ただし、申し込み月を含む6ヵ月後の月末日までに対象サービスを開通された方となります。
■auひかり■
auひかりでもKDDI正規代理店サイトで申し込むと、公式の特典とは別に特典を受けることができます。auひかり公式サイトのキャッシュバック金額が変動することもありますが、正規代理店サイトの特典として、45,000円、工事費実質無料にするために必要な光電話を加入すると52,000円のキャッシュバックを受けることができます。
まとめ
いかがでしたか?今回はドコモ光の工事にかかる費用についてお届けしました。
街の看板や電車の吊り広告などで、ポイントがもらえるもしくは何円相当がキャッシュバックというようなキャッチコピーを目にすることが多いでしょう。
ただ、よく調べてみると、現金ではなくポイントであるケースもあります。ドコモの携帯電話を所有し、通信事業もドコモ光を検討していて、工事費もポイントキャッシュバックで賄えるようなキャッチがコピーがあれば、目移りしてしまうかもしれません。
今回、ドコモ光を含めた4事業者を比較して、他の3事業者も工事費は実質無料です。
むしろお金が返ってきます。よく吟味して、光通信事業者を選択して頂くことをお勧めします。
ドコモ光の工事費についてまとめると・・・
転用の場合は工事費は無料!
でも新規申込の場合は工事費実質無料な光回線が多いのであまりお得ではない・・・ということですね◎