ドコモ光は多くのプロバイダに対応可能!でも・・・それ大丈夫?

 皆さん、プロバイダについてどのようなイメージがありますでしょうか?1990年代に、WINDOWS 3.1のOSが搭載されたパソコンが各メーカーから発売され、家電量販店にパソコンを買いに行ったことを思い出します。そして、パソコンがブームになっていきました。時を同じくして、インターネットも普及し、家庭でもパソコンでインターネットが普及し、世の中の変化をインターネットから知る時代になりました。

 当時は、ダイヤルアップ方式と呼ばれる方式で接続し、“プロバイダ”と契約してインターネットに接続していました。電話回線と同じような感じで、従量制の課金制度でした。プロバイダによっては、23時以降から「かけ放題」と呼ばれるシステムも導入され、夜中にネットを楽しむというスタイルがネットライフの始まりにもなりました。

 2010年代に入ると、ネット環境は光ファイバー通信へと変わってきます。と同時に、光ファイバー事業者とプロバイダ、両方が存在するようになりました。インターネット環境を選択する上で、光ファイバー事業とプロバイダ会社、両方を選択する必要性があります。

 そこで今回は、光コラボレーション事業者の一つ、ドコモ光を参考に、それを取り巻くプロバイダとの関係をお届けいたします。

 

 ドコモ光のプロバイダはいくつある?

 光コラボレーション事業の一つ、ドコモ光に対応するプロバイダはいくつあるかご存知でしょうか?実は26のプロバイダに対応ができます。代表的なところをあげると以下のようになります。

 ・plala
 ・So-met
 ・GMOとくとくBB
 ・DTI
 ・BIGLOBE
 ・excite
 ・Rakutenブロードバンド
 ・OCN
 ・@nifty
 ・Asahinet

 これをタイプA、タイプBに分けてみたいと思います。

タイプA(19) タイプB(7)

ドコモnet
plala
So-net
GMOとくとくBB
DTI
Tigers-net.com
BIGLOBE
excite
andline
ic-net
U-Pa!
エディオンネット
SYNAPSE
Tiki
Rakuten
hi-ho
COALA
ゼロワンヒカリコアラ
ネスタ
SIS

 @TCOM
OCN
@nifty
TNC
Asahinet
WAKWAK
チャンブルネット

  Aタイプ・Bタイプ、月額基本使用料が異なります。それぞれマンションと戸建てに分けてお届けします。

タイプ別 マンション 戸建て
Aタイプ 4,000円/月
(契約期間なし:5,000円/月)
 5,200円/月
(契約期間なし:6,700円/月)
Bタイプ  4,200円/月
(契約期間なし:5,200円/月)
 5,400円/月
(契約期間なし:6,900円/月)

 このように、プロバイダのタイプ別によって、月額基本使用料が変わってきます。プロバイダによっては、契約年数が違ってきますので、よく確認をしてください。

 ドコモ光で対応できないプロバイダがある場合はどうする?

  実はドコモ光で対応できていないプロバイダがあります。その代表格がYahoo!BBです。フレッツ光・ドコモ光ともに対応できるプロバイダであれば、フレッツ光からドコモ光への転用で解決ができます。通常の転用手続きの通り、転用承諾番号をNTTが発行し、それをドコモ光に届ければ転用の手続きは完了します。工事も必要ないので、機器を変えることなく、いつのまにかドコモ光に回線契約が変更になっているということになります。

 一方、Yahoo!BBのように、フレッツ光で対応でき、ドコモ光にて対応できていない場合はどうなるのでしょうか?結論から言いますと、ドコモ光に対応できるプロバイダを選択すれば、転用は可能です。ですから、店頭承諾番号をNTTが発行し、それをドコモ光に届け、プロバイダも対応できるものを選択すれば手続きは見かけ上完了します。

 ドコモ光に手続した場合、新しいプロバイダと契約をすることになりますが、Yahoo!BBの契約については、放置された状況になり、放置のままだと契約が残ってしまうのです。

 もう一つの問題点は、Yahoo!BBをドコモ光との契約を前に解約すると、その段階でインターネットが使用できなくなるのです。ですから、ドコモ光が開通し設定も完了し、ネット環境が整ったことを前提に、Yahoo!BBの契約解除を速やかにお願いします。これを忘れると、二重で支払うことになりますので、注意が必要です。

 プロバイダを変えざるを得ないことに起こるデメリット

 プロバイダを変えることは大きなデメリットにもなります。先程から触れている通り、フレッツ光とYahoo!BBを利用していた人がドコモ光に転用した場合、どのようなことが想定されるでしょうか?それぞれ検証してみましょう。

 違約金の発生

 Yahoo!BBを解約するとき、タイミングによっては違約金が発生する恐れもあります。Yahoo!BBを契約する際、携帯電話と同じ要領で、2年契約を交わすことが多くあります。そして契約期間中に、光回線をフレッツ光からドコモ光に転用に伴うプロバイダの変更で契約解除をする場合、違約金が発生します。

 

 Yahoo!BBで利用していたメールアドレスが継続利用できない

 Yahoo!BBと契約し、その時に利用していたメールアドレスが解約することで利用ができなくなります。これは他のプロバイダにおいても、プロバイダと契約解除した場合、そのプロバイダのメールアドレスを継続利用することができません。

 Yahoo!BBの場合、よく勘違いされやすいのは、yahoo.co.jp の存在です。yahoo.co.jpとは、ヤフーのフリーアドレスなので、Yahoo!BBを解約した場合でも使用することはできます。もしお持ちのアドレスの@マーク以降のアドレスが、ybb.ne.jpであれば、解約時に使用不可になります。

 デメリットを相殺する方法はあるのか?

 Yahoo!BBのように、ドコモ光で対応できていないプロバイダを使用していた場合、違約金が発生することによるフォローはできるのでしょうか?ドコモと同じ光コラボレーション事業である、ソフトバンク光、ビッグローブ光は、公式サイトからのキャッシュバック、特約代理店における独自のキャッシュバックを受けることができますので、賄うことができます。

 ドコモ光の場合、月額使用料はフレッツ光より安くなりますが、公式サイトのキャッシュバックも現在(2017年9月28日現在)はありませんし、代理店というより、GMOのプロバイダと契約する場合のみ、5,000円キャッシュバックが受けられる程度です。割引を充実させている点はありますが、ソフトバンク光、ビッグローブ光のキャッシュバックには及びません。ですから、デメリットを相殺するところまではできないと踏んでおいた方がよいでしょう。

 回線事業者とプロバイダの一本化とは?

 ある回線事業者で申し込んだ場合、プロバイダについてもどうするかを聞かれることがあると思います。携帯電話ショップなどで、光ファイバー通信を契約しようとする際、一緒にプロバイダも購入されることを確認された上で購入し、価格帯もプロバイダ込みとなっているので、窓口が一本化されていると誰もが思うでしょう。

 光コラボレーション事業の大きなメリットの一つとして「回線事業者とプロバイダの一本化」があります。具体的に言えば、ソフトバンク光はプロバイダもYahoo!BBとなるので、回線事業者・プロバイダ共にソフトバンクとなりますし、ビッグローブ光もプロバイダはBIGLOBEなので、回線事業者・プロバイダ共に同じになりますから、一元化されているということになります。

 では、ドコモ光はどうでしょうか?ドコモ光のプロバイダはタイプA、タイプBに分かれていて、実に26ものプロバイダに対応しています。その中にNTTドコモが所有するドコモnetというプロバイダがあります。これだけを考えると、NTTドコモが所有する「ドコモ光」と「ドコモnet」で一本化はできていることになります。

 

 ドコモnetフレッツ光のプロバイダではない!

 ドコモ光と契約する場合、フレッツ光から転用するケースが多いと思います。ですからドコモnetをプロバイダとして使用したい場合は、プロバイダを解約した上で、新規契約することになります。現在、プロバイダがBIGLOBEやYahoo!BBであれば、ドコモ光に転用してもメリットは、ほぼないものと思われます。それ以外のプロバイダをお持ちの方でも、わざわざ解約をしてまで、乗り換えるほどでもないようです。

 ということは、よほどのことがない限り、「ドコモ光」と「ドコモnet」の組み合わせでネット環境を整える場面はないものだろうと推測します。そうなると、一本化は崩れてしまいますね。

 一本化ができないことで困ること

 一本化ができなくなると困ることがあります。結局、2社にまたがることになりますので、もし何かトラブルが起こった時に、問い合わせ先が2か所になるのです。トラブルがあった時に、1か所だけでも大変なのに、2か所に連絡をするとさらに大変ですよね。場合によっては、ドコモ光とプロバイダの間で、伝言ゲームのような役回りをせざるを得ないケースもありますよね。

まとめ

 いかがでしたか?今回はドコモ光でもプロバイダに焦点をあててお届けしました。ドコモ光では、26ものプロバイダに対応しています。しかし、光事業者とプロバイダで一本化ができないケースがあり、面倒になるようですね。何かあっても、窓口は一本化の方が2次トラブルに陥らなくてよいようにも感じます。たらい回しにあってしまうと、ストレスにも感じますから。

 ドコモ光はプロバイダの選択肢がたくさんあることは嬉しいですが、問い合わせ先が2か所になるのは少し面倒、という結論です。

 快適なネットライフを送るためにも、一本化された光コラボレーション事業者との契約をお勧めします。

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