
今回は、auひかりの二つのタイプである「ホーム・マンション」のうち、マンションに絞ってお話をしていきたいと思います!
というのも、マンションの中にもいろいろあって自分で見てるとややこしさが勝って途中で見るのをやめてしまう…なんてことありませんか?(笑)
そんなあなたのために!本日はauひかりのマンションタイプの評判、主に速度に焦点を当ててお話していきます!
目次
auひかり マンションの基礎知識
auひかりでは「戸建て・マンション」タイプの二つがあります。
戸建てでは、「ずっとギガ得プラン・ギガ得プラン・標準プラン」のように三つのプランから自分で選ぶことができます。
しかし、マンションでは自分でプランを選ぶことができず、マンションに導入されているものによってプランが変わってくるのです。
auひかり マンションプラン一覧
タイプ | プラン名 | 速度 (下り最大値) |
---|---|---|
マンション | マンションギガ | 1Gbps |
マンションミニギガ | ||
タイプV | 100Mbps | |
都市機構デラックス | ||
タイプE | ||
タイプF |
タイプ解説
「マンション ギガ」光ファイバー方式 上下最大1Gbps
上下最大1Gbpsとかなり通信速度は速いですが、導入されている物件は少ないです。
「マンションミニ ギガ」光ファイバー方式 上下最大1Gbps
「3階建て以下でかつ総戸数8戸以上のマンションなどの集合住宅にお住まいの方を対象」としていてこちらも最大1Gbpsですが、マンションギガよりも導入数は少なく、新規の導入予定もないそうです。
「タイプV」 VDSL方式 上り最大35Mbps下り最大100Mbps
こちらは現在マンションタイプで利用者が一番多いタイプとなっています。
契約している戸数により「V8」または「V16」となり、速度は変わりませんが料金が300円ほど異なります。
「都市機構デラックス」 VDSL方式 上り最大35Mbps下り最大100Mbps
UR都市機構の賃貸マンションにお住いの方が対象。
速度はタイプVと変わりませんね。
「タイプE」 イーサ方式 上り最大100Mbps下り最大100Mbps
VDSLが電話線を利用するのに対し、イーサネットというマンション内のLANを利用して接続する方式です。
VDSLより干渉が少ないため比較的安定した通信が可能です。
「タイプF」 光ファイバー方式 上り最大100Mbps下り最大100Mbps
こちらは、光ファイバーで接続する方法ですがマンション内に光ファイバーが設備されている必要があります。
光ファイバーは障害物の干渉や距離による影響も受けないため、かなり安定した通信が可能です。
マンション内の回線ってどうなってる?
※NTT東日本フレッツ光公式サイトより引用
こちらは、フレッツ光のVDSL接続方式の画像です。
マンション内で光回線を利用する場合は、多くのマンションでこの図のような方法で回線を引き込んでいます。
マンション内の共用スペースまで光回線を引きこんで、そこからマンションの設備によってマンション内で分配する方法が変わります。
設備がVDSLという電話回線を利用したものならVDSL接続方式、光ファイバーなら光ファイバー方式、LANが構築されていればイーサ方式といったように変わってきます。
方式によって速度が違うのはなぜ?
こちらは先ほど少し触れましたが、電波の干渉を受けるか受けないか、というのが重要になってきます。
紹介した3種の方式の中でも、とくにVSDLは干渉を受けやすく速度も不安定で逆にLANや光ファイバーを利用した方式ではこの干渉を受けにくいので安定した通信をすることができるのです。
速度をあげるには?
マンションの場合、速度を上げるという裏技はないんです。
というのも、マンションの設備で接続方式が決まってしまうからですね。
接続方式の中ではやはり、先ほどの表にもあったように光ファイバー方式であるマンションギガ、マンションミニギガが最も速いです。
しかし、対応している物件が限られているのでほとんどの方はVDSL方式になってしまうでしょう。
ではVDSLの速度では満足できない場合、どうすればいいのか?
ぶっちゃけほかの光回線に乗り換えるのが一番速いです(笑)
では、auひかりから乗り換える場合どこに乗り換えるのがいいのでしょうか?
おすすめの乗り換え先
auひかりから乗り換える場合に重要なポイントは
①auスマートバリューなどのauスマホとのセット割が利用できるか
②乗り換える際に違約金負担や、キャッシュバックなどのキャンペーンがあるか
この二つです。
また、auひかりマンションタイプが導入されているマンションではフレッツ光のマンションタイプが導入されているところも多いです。
auひかりが導入されていない地域でもフレッツ光は通っていることもあるくらいフレッツ光のカバー率は多いので、フレッツ光の光コラボレーションモデルを利用した光回線もおすすめですね。
では、この二つのポイントを抑えた光回線をご紹介していくので、ご覧ください。
ビッグローブ光
こちらは人気プロバイダである、ビッグローブが提供している光回線です。
このビッグローブ光も先ほどふれた光コラボレーションモデルで、料金もauひかりと比較して遜色ない料金となっています。
まずは料金を比較してみましょう!
サービス名 | 集合住宅 |
ビッグローブ光 | 3980円 |
auひかり(V16) | 3800円 |
180円ほど、au光の方が安いですね。
しかし、これはV16の場合の料金です。
V8の場合の料金は4050円なので、これと比較すればビッグローブ光の方が安いかもしれませんね。
また、ビッグローブ光では2017年9/1からauスマートバリューの適用も開始しています。
おそらくauひかりを利用していた方の中にはauユーザーも多かったのではないでしょうか?
引き続きビッグローブでもauスマートバリューを適用できるのはとても嬉しいですよね^^
また、ビッグローブ光にはauセット割という割引もあり、こちらは一人暮らしの方におすすめの割引となっています。
auセット割
プラン | 割引額 |
大容量プラン | 1200円/月 |
低用量プラン | 500円/月 |
大容量プランでの割引額が1200円/月、低用量プランでの割引が500円/月となっています。(詳しいプラン内容はNEXT ビッグローブ光をご参照ください。)
こちらのプランのいいところは、auスマートバリューと違い、光電話に入らなくても適用できる割引、ということです。
auスマートバリューでは500円/月の光電話に加入しなければ割引が適用されません…
これはauひかりでもそうでしたよね?
なので、一人暮らしの方はこの500円/月が浮くため1200円/月の割引をそのまま受けることができます。
例)LTEフラットでauスマホを利用している場合
auセット割:1200円/月
auスマートバリュー:1410円/月-500円/月=910円/月
このように、300円ほど月々お得になります。
しかも、auスマートバリューは3年目以降の割引額は934円/月となってしまうため、
934円/月-500円/月=434円/月の割引額になってしまいます。
その反面、auセット割では永年割引額は変わらないので3倍くらいauセット割の方がお得ですね。
ただ、auセット割はスマホの利用料金から割引ではなく光回線からの割引なので、家族が多い方は契約しているスマホ料金の数割引されるauスマートバリューの方がお安くなります。
(上の例の434円/月でも3人家族なら434円×3=1302円/月となる)
さらに、ビッグローブ光では割引だけでなくかなりお得なキャンペーンも行っています。
キャンペーン
それが「33,000円のキャッシュバックまたは26,000円のキャッシュバック+工事費無料」というキャンペーンです。
ここで一つ注意です。
auひかりのマンションタイプでは解約金はありませんので、違約金負担は気にしなくて良いですが、二年以内に解約してしまう場合初期費用の分割金を支払わなくてはなりません。
この初期費用の分割金は1250円×24か月かけて請求されるものです(-1250円×24ヵ月の割引で相殺していたのが初期費用相当額割引。)
まあ、33,000円か21000円のキャッシュバックがあるため8か月以内に解約しない限り赤字にはなりませんね(笑)
なので、基本的には気にしなくていいのですがこのような分割金があった、ということだけは覚えておいてください。
そして、どちらのキャンペーンが良いか、ですが人気があるのは後者の工事費無料キャンペーンの方のようです。
というのも、工事費は環境によって値段が変わってくるので工事費が無料ということで得をするほうが総合的に見て多いんです。
なので、どちらかと言えば後者の工事費無料キャンペーンをおすすめします!
さいごに
auひかりのマンションタイプでは、このように速度が方式によって変わってきます。
せっかく1Gbpsの回線を契約しているのに80Mbpsしか使えないのはかなり損ですよね…
環境によって回線を変えたほうが速度が速くなったという方も多いので、気になった方はぜひ一度ビッグローブ光ものぞいてみてはいかがでしょうか?