
携帯電話・光ファイバー通信、いずれにしても同じ配信事業者で長く使うことはよくあることだと思います。
いつもこの事業者を使っているから、他の事業者は?なんて思いますよね。そして、あるきっかけから他の事業者に乗り換えたいと思っても、なかなか腰が上がらない経験をされた方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
解約することについて、多くの人はあまり良いイメージをお持ちでないでしょう。
ある程度の期間の契約をして、期間途中に解約をすることは契約上違反することになりますので、解約違約金を支払うことになります。しかし、乗り換え先で解約違約金を負担してくれれば、あなたはどういう行動をとりますか?あなたが希望する事業者で、解約違約金を負担してくれれば、乗り換えをする上で支障がなくなるということになりますね。
そこで今回は、光ファイバー通信事業者の一つ、auひかりで解約違約金を負担してくれることについてお届けします。
目次
現在の事業者の解約に至る手順
auひかりに乗り換える上で、まずは現在使用している事業者の解約が必要になります。他のケースで考えれば、現在の事業者を解約するところから始めるように考えますよね。では、どのように進めていくかを順番にお届けします。今回はフレッツ光を解約しauひかりと契約する前提でお届けします。
auひかりのプロバイダを選択
フレッツ光では、多くのプロバイダに対応していましたが、auひかりについては7つのプロバイダ(auonenet、So-net、@nifty、BIGLOBE、@T-COM、ASAHIネット、DTI)しか選択ができません。現在使用しているプロバイダが、auひかりでは使用できないことも考えられます。一番大きな影響は、現在使用中のメールアドレスです。当然、プロバイダが使用できないと、メールアドレスも使用できないことになりますので注意が必要です。
またauひかりはプロバイダに直接申し込みのほかに、高額キャッシュバックが期待できるKDDI正規代理店で申し込むことができます。申し込み窓口によっては、損をするかもしれませんので注意が必要です。
auひかり回線引き込み工事の実施
プロバイダが決まれば、解約の前にauひかり回線引き込み工事をします。auひかりでは、接続環境によりNTTの光ファイバーを利用することもあります。フレッツ光を使用していた場合、NTTの光ファイバーをそのまま使用するので、フレッツ光の撤去工事とauひかりの回線工事を同時にできるメリットがあります。
ただし、地域や自宅周辺の環境によって変化するので申し込んでみないとわからないのが現実です。場合によっては、auひかりの回線を新たに引き込み、フレッツ光解約後に再度撤去の作業をするという順番になります。工事費に関しては、いずれにしても同額の工事費が発生します。
フレッツ光と使用中のプロバイダ両方の解約が必要
フレッツ光はプロバイダと回線事業者が別契約になっています。最初にフレッツ光を契約する際、取次店が一緒に契約手続きを進めますが、実は別契約となっているのです。ですから、フレッツ光の解約をする場合は、フレッツ光とプロバイダ両方に解約の連絡をしないといけません。フレッツ光だけ連絡をしていた場合、プロバイダからの請求は続くので注意が必要です。
フレッツ光の解約金はいくらでしょうか?
ではフレッツ光の解約金はいくらになるのでしょうか?NTT東日本とNTT西日本で内容が異なりますので、比較をしてみましょう。
まずはNTT東日本です。最初の契約時に2年間の継続を条件に契約をしているケースがほとんどです。これを解約すると、更新月以外に解約を実施すると戸建てタイプで9,500円、 マンションタイプで1,500円の解約金が発生致します。工事費の未払いについては、契約時で分割支払いで設定している場合は、残りの工事費を支払うことになります。戸建てタイプで合計すると、多くても20,000円となります。
次にNTT西日本です。こちらは「光もっと2割」また「どーんと割」で契約している場合となります。解約すると、自動延伸月以外に実施した場合、利用年数に応じた5,000~30,000円の解約金が発生します。 工事費はNTT東日本同様、分割支払いを設定している場合残りの工事費を支払うことになります。こちらも、合算すると40,000円は見込んでおいた方が良いようです。
乗り換えではなく解約から契約へ
ここまで解約の手順をお届けしましたが、そもそもフレッツ光からauひかりへの乗り換えは正しい表現なのでしょうか?よくあるケースとして、光コラボレーションとの違いがあります。フレッツ光の回線を請け負う形で、事業者が運営することを光コラボレーションといいます。ソフトバンク光、ビッグローブ光などはそこに該当しますが、auひかりは、光コラボレーション事業者ではありません。KDDIの回線を使用して運営しています。だから、フレッツ光を解約してauひかりと契約をするが正しい表現です。
申し込み窓口はどこが良い?
申し込み窓口はどこが良いのでしょうか?KDDIへ電話申し込み、auショップなどが該当しますが、KDDI特約代理店で申し込むと、キャッシュバックが期待できます。しかし、高額なキャッシュバックを提供する代理店もありますので、きちんと中身を吟味して契約を実行されることをおすすめします。
参考までにauひかりからフレッツ光に乗り換えた場合
では参考までに、auひかりを解約しフレッツ光と契約をするする場合は、解約の手順を踏んでフレッツ光と契約をする必要があります。フレッツ光特約代理店と契約をすれば、キャッシュバックを受けることも可能です。
しかし、この契約を検討する前に月額使用料の再確認をしてみましょう。auひかり(ホーム ずっとギガ得プラン:3年契約)とフレッツ光(ネクストギガファミリー・スマートタイプ:2年契約)で比較をしてみました。ずっとギガ得プランは3年契約となります。おそらく長期にわたっての使用が予想されますので、このような設定と致しました。(ネットのみの比較)
auひかり ※プロバイダ使用料込 |
フレッツ光 ※プロバイダBIGLOBEの場合 |
|
---|---|---|
1年目 | 5,100円 | 5,800円 |
2年目 | 5,000円 | 5,800円 |
3年目以降 | 4,900円 | 5,800円(契約開始31か月目から6,100円) |
auひかりの場合は、料金設定がプロバイダ込みなので、内訳も何もありませんが、フレッツ光は、NTTへ支払う回線利用料金とプロバイダに支払うプロバイダサービス月額利用料金がそれぞれ必要になります。ということで、フレッツ光の内訳はこちら。
フレッツ光通常料金 | 5,700円 |
---|---|
ギガ推し割引(30か月割引) | ▲300円 |
にねん割 | ▲700円 |
フレッツマンスリーポイント | ▲100円相当※値引きではありません |
プロバイダサービス月額利用料 | 1,200円(BIGLOBEの場合) |
合計 | 実質5,800円(31か月目~6,100円) |
これを見れば、月額使用料はauひかりの方が安いので、あまりお勧めはできません。
auひかりでは解約違約金相当額の還元を受けることができる
※公式サイトより引用
auひかりでは、他社で解約に際し発生する解約違約金を還元するサービスがあります。ただし、それぞれ条件がありますので注意が必要です。
まずは、auひかり(ホーム)ずっとギガ得プランのネット+電話+電話オプションパックに新規加入し、36か月以上の継続利用を約束する前提で、解約違約金相当額を最大30,000円の還元があります。ただし、対象プロバイダごとで内容が変わりますので、以下の表をご覧ください。
※一戸建てにお住いのお客さま
対象プロバイダ | 違約金相当額の還元額 |
au WALLET プリペイドカードへのチャージまたは郵便為替での還元 |
月額利用料への還元 |
---|---|---|---|
@nifty、@T COM、au one net、So-net | 最大30,000円 | 最大10,000円 | 最大20,000円 (毎月1,000円×最大20カ月間) |
ASAHIネット、BIGLOBE、DTI | 最大15,000円 | 最大10,000円 | 最大 5,000円 (毎月1,000円×最大 5カ月間) |
さらに新規加入のauひかりとセットでauスマートバリューに新規で申し込み、au契約回線で、2年契約(誰でも割)(誰でも割ライト・自動更新なし)とした場合、1回線につき、10,800円還元を受けることができます。
KDDI正規代理店と契約すればキャッシュバックも!
auひかりとは新規契約となりますので、申し込み窓口によっては、キャッシュバックを受けることができます。auひかり公式ホームページからの申し込みでもキャッシュバックは受けることも可能ですが、KDDI正規代理店から申し込みをすると、内容や申し込み時期次第では、auひかり公式と合わせて、50,000円を超えるキャッシュバックが期待できます。そして、正規代理店のホームページからも申し込みなので、いつでもどこでもネット環境が整っていれば、申し込みが可能です。
KDDI正規代理店 株式会社NEXTでは、auひかり3社同時キャンペーン実施中。詳しくはこちらのリンクからご覧ください。
NEXT auひかり
今回は、解約違約金を負担してくれる光回線としてauひかりの例を挙げながらお届けいたしました。冒頭にも触れましたが、期間で契約して途中で解約をすることは、契約違反にもなるのであまり響きは良くないです。解約違約金も発生しますので、他社に乗り換えたいと思っていても、心の葛藤があります。しかし、解約違約金相当の金額を、新しい事業者つまりauひかりから還元され、かつKDDI正規代理店で申し込みをすると相当のキャッシュバックを受けることができるとなれば、解約してでも希望の事業者で契約しようと考えることになりませんでしょうか?
今や、ネットライフが生活の一部となっています。光通信の契約をしていると、それ相当の負担がありますが、事業者を変えることで家計の負担が減るのであれば、このタイミングで見直してみてはいかがでしょうか?
auひかりは他社解約金を負担してくれるのでおすすめです!